志願理由書

文体を体で覚えるお手本集

読むだけでなく、実際に書き写して練習することで文体を自然に身につけられる、お手本を随時追加します。

看護学部看護学科「お世話になった看護師さんとの出会い」

私の看護師を目指すきっかけは、高校2年生の夏に遡ります。突然の重病に襲われ、入院することとなった私は、その時初めて看護師の方々の真摯なケアと温かさに触れました。彼らの専門性と優しさが、私にとっての心の支えとなり、その経験が私の中で看護師という職業に対する情熱の種を芽生えさせました。
看護学部看護学科に入学することで、私は患者さんの病状や治療法の知識を深めたいと考えています。しかし、それだけではなく、患者さん一人一人の心の背景や状態を真に理解することの重要性を、私自身の経験を通じて知っています。この学科で学ぶことで、それに応じた適切なケアの提供方法や、コミュニケーション技術を習得することが期待されます。特に、実習を通じて、現場での看護技術や患者さんとのコミュニケーションの実際を学ぶことに大きな期待を寄せています。これらの知識と技術を身につけることで、より質の高い看護ケアを提供できるようになりたいと強く思っています。
私の将来の夢は、病院の看護師だけでなく、地域に根ざした看護活動も行える専門家として活動することです。地域の方々や、私自身が経験したような不安を持つ患者さん、そしてその家族の支えとなり、心の支えとなる存在として最高のケアを提供できる看護師になりたいと考えています。看護学部での学びを基盤として、その夢を実現するための第一歩を踏み出したいと思っています。

「家族と友の痛みから見える看護の力」

大切な家族と友人が重い病に苦しみながら、看護師の手によって支えられた姿を見てきました。その際、看護師の方々の尽力が如何に重要かを肌で感じました。友人が長期の入院生活を送る中で、彼女の不安や痛みだけでなく、それを緩和する看護師の優しさとプロフェッショナリズムに深く感動し、看護の道を志望するに至りました。
看護の技術や医療知識の習得は不可欠ですが、患者や家族の心に寄り添うヒューマンスキルも重要だと理解しています。病は身体だけではなく、心にも大きな影響を及ぼします。患者や家族の心の痛みや不安を理解し、共感する力を養い、適切な精神的サポートを提供できる看護師になりたいと考えています。また、患者や他の医療従事者との協働も学びたい重要なポイントです。具体的には、患者の個別のニーズに応じて、他の専門家と協力して最高品質のケアを提供する技術や知識を深めたいと思っています。
私の目指す看護師の姿は、高度な専門知識と技術を持ちながら、患者の心の声をしっかり捉える人です。病院だけでなく、地域社会やホームケアの分野で、患者や家族を包み込むような看護を提供することが目標です。加えて、将来的には、看護師の教育やトレーニングの分野で、後進の育成にも貢献したいと考えています。私は、看護師としての成長を通じて、患者や家族、そして社会全体に貢献していくことを心から願っています。
結論として、これらの経験と夢を看護学部看護学科で実現するため、入学を切望しています。この学部での学びを通じて、確かな看護師としての基盤を築き、将来多くの人々の命と心の支えとなりますよう誓います。

教諭

公立高等学校で数学と情報科学を教える教師です。
授業では、iPadを活用した指導方法や、数学の新しい解法を生徒たちに紹介しています。
音楽にも深い興味を持っており、特にピタゴラス音階や純正律など、数学から派生した音楽理論に魅了されています。また、合唱のアカペラでのハーモニー作りにも情熱を注いでいます。プライベートでは、コーヒーを楽しみながら様々な音楽を聴くことが趣味です。このブログでは、iPadの便利な使い方や数学の面白い解き方、音楽理論についても掘り下げていきたいと考えています。